面白かった本

ミシュラン 三つ星と世界戦略(新潮選書)

ミシュラン 三つ星と世界戦略(新潮選書)

いや大変に面白かったです。
地方に本社を置くファミリー企業が、なぜタイヤとグルメガイドという異なる事業を続けてゆくのか。企業の国際化と、コミュニケーションが果たす役割、食の体験をカテゴライズして評価し続けるとは、社会と時代にどんな影響を与えるのか。いろいろ勉強させていただきました。
この方の『サルコジマーケティングで政治を変えた大統領』も面白かったし、今読み始めた『ユネスコ無形文化遺産」』も面白そう。
グルメガイドとしてのミシュランの情報で言えば、私の好きな二つ星カレ・フイヤンは、三ツ星並の実力といっているフィガロなど他メディアがある、というところではにっこり。初めて和食として星を取った「あい田」には行ってみなくては。