日曜の郊外線RERで気がついたこと。

昨日の日曜の午後は、郊外のお友達の家でバーベキュー。そう、彼らはパリから20分ほど郊外線に乗っていったところに庭付き1戸建てを買ったのです。
一番最近にできた郊外線のE線、うちからの最寄り駅は北駅と東駅の間のMagenta。この駅のわかりにくいこと!地図で見たら東駅やメトロの駅からつながっているように見えるのに、実際は、まだ工事が終わっていないからか、地下連絡通路なんて無くて、大回りする羽目に。
ま、それはいいとして、最新の路線のはずなのに、車内にまでグラフィティを消し切れない痕跡があったりして、かなり荒んだ感じ。まったく何でこんな荒んだ路線に毎日乗りたがるんだろう、と考えて気がついたんだけど、パリ市内に住む私のような人は週末にしか郊外地下鉄RERに乗る習慣が無い、ところで日曜に郊外で地下鉄に乗っている人というのは車を持たない、かつ週日に定期的にパリに行くわけではない人なのでは?という仮説。毎日パリやデファンスに通っているオフィスワーカーは、週末にはのんびりできる郊外のおうちがあるか、パリや近辺のショッピングセンターへ買い物に行くとしても自家用車で、となるのではないだろうか?だから平日と週末では劇的に乗っている顔ぶれも違うし、雰囲気も違うんだろうなあ、と。われわれパリジャンは、郊外線の雰囲気が耐えられない!と高慢ちーきなことをよく言いますが、同じ路線を見ていても、タイミングが違うので、郊外に住んでいる人たちとはまったく違うものを見ているって事を忘れているんだな。たいしたことではないかもしれないけど、ちょっと自分用の気づきメモでした。