フランスの田舎

6月の半ばにオットの友達が田舎の家でサプライズ・パーティーを開くというので、久しぶりにレンタカーを借りてパリを脱出して来ました。

パーティーは土曜の午後でしたが、金曜の夜から2泊のお出かけ。パリから140キロ、普通なら2時間弱で行けるところです。私たちは金曜の夕方6時にパリを出ると言う最悪の時間帯を選んでしまったので、もっと時間がかかりましたが。
このあたりはフランス一の穀倉地帯、まっ平らに小麦畑が広がり、時々小さな森やシャトーがある、と言うところ。地元道を走っているとぽつぽつとあらわれる公園やシャトーのきれいなこと。
泊まったシャンブル・ドートも、大きな農家でした。シャワーつきダブルに他の客室と共同のキッチン・ダイニングつき、コンチネンタルの簡単な朝食が付いて2人で1泊40€。もうホテルに泊まれません。頼めば夕食も出してくれます。ここはサイトで案内したりしていないので、その分予約も取りやすく安めでしょうか。

さて、パーティーは友人の奥さんの40歳のバースデイ、土曜の昼過ぎに彼女を2時間ばかり連れ出しておくから、その間にみんな家に集まってパーティーの準備をしておいて!と言う仕掛け。うまくいくのかな、とちょっと心配でしたが、お料理を持ってくる人、庭に張る日よけテントを持ってくる人、近所の公民館からテーブルや椅子を借りてきてもって着てくれる人、とうまく留守中に準備が整い、今日のバースデイガールをびっくりさせられたのでした。大成功。

さて帰りはシャルトルに寄ってきました。シャルトルもほぼ20年ぶり、その間に世界遺産に指定され、町の中心が整備されて、車も少なくとても歩きやすい素敵なところでした。
シャルトル大聖堂と言えばステンドグラスラビリンスは、ケルト模様のようですね。素敵な花の植え込みが街中にパリではもう見かけない、昔風のお肉屋さん。