『日本人への遺言』

日本人への遺言

日本人への遺言

『落日燃ゆ』を知らずに読みました。
城山三郎が特攻の生き残りというのも知りませんでした。
学生時代、パリではじめて借りたアパートの大家さんはフランス人のピアノの先生でしたが、彼女の亡くなったご主人は日本人で、しかも特攻の生き残りだったそう。旧制二校から特攻に志願して、8/14日にいざ出陣、というときに飛行機の故障で飛び立てずに終戦、哲学でフランスに留学して彼女に出合ったのだそうです。特攻隊員の白絹のマフラーを見せてもらいました。

読み逃している作品を読もうと思っています。