Happy May Day

メーデーの花スズラン

五月一日はメーデーで祝日です。
この日、誰でもどこでもスズランを売っていいことになっています。森で摘んできたスズランを束にして個人が売っても、この売買にだけは消費税もその他税金もかかりません。「すべて働く人の祝日」なので、「ご苦労様」の気持ちをこめて、この花を送り合います。
また、メーデーですから、デモ行進の日。パリでも各労働組合が、あちこちでデモをしていました。今年のテーマは「可処分所得アップ!」とのこと。今日から法定最低賃金は約2パーセント上がったのですが、そんなものではこの物価高で、実質の所得は目減りしている!というのが主な主張です。

私は久しぶりにパリの外国人なかまでの昼食会。
凱旋門近くに住むイギリス人が実家の農場製の子羊(!)をローストしてくれました。
いかにもすばらしい春の味を堪能したのは、16人。内訳はイギリス人2、スコットランド人2、カナダ人3、アイルランド人2、フランス人2、ドイツ人2、ノルウェー人2、そして私が日本人1。共通言語はフランス語です。以前は毎週のようにマレのバーとか、誰かの家に集まっていたのですが、最近みんな大人になったからか、こうして集まるのも久しぶりで、とても楽しかったです。
帰りはちょっと肌寒かったのですが、凱旋門からシャンゼリゼをずーっと下り、チュイルリー公園を抜けてパレ・ロワイヤルまで散歩しました。小1時間くらいかな、食べて飲んだ分は歩いた、いい休日でした。