フェット・ド・ラ・ミュージック 2008

近所のプログラム

毎年夏至の日に行われる音楽祭、フェット・ド・ラ・ミュージックが、今年は土曜日に。天気も良く暑いほどで、午後からはまるでパリ中の人が外に出て、音楽を楽しんだかのようでした。
私は、恒例のお友達バンドを見に、マレへ。
バンドといっても昼のセットはボーカルギターのデヴィッドとドラムのフロだけでしたが、小さい場所で、なかなかいい音、マレだけあってどんどん人は集まるので、「ちょっとやるだけだよ」と言っていたのに、デヴィッド君、結局1時間以上も演奏していました。ビールといい天気と、バンド。とっても気持ちよく楽しめました。面白かったのは、午後5時過ぎ、という時間もあって、子供連れの人が多かったのですが、子供にとってははじめてのバンド体験なのか、みんな目を見開いて食い入るように集中して聞いていたことでした。
その後、友人宅で夕食によばれ、真夜中過ぎに帰り道に着きましたが、場所は11区のオベルカンプフ地区からサンマルタン運河なので、まだまだ多くのバンドが演奏中。特にうちのすぐ近所のSteMartheサント・マルト通りとその真ん中へんにある広場では、サンバ&レゲエリズムのパーカッションで踊ろうと、立錐の余地も無いほどに人が詰め掛けていたのでした。
彼らは踊りながらタイコをたたいてパレードしてくるのですが、いや〜かっこいいかっこいい。狭い道におなかに響くリズムが反響して、なんとも大迫力でした。(音はこちらで聞いてね↓)

うちに帰ったら、2時過ぎ、狭い道でみんなが飲みながら吸いながら踊っているところへ飛び込んでいったので、汗とタバコの煙でべたべたになって帰ってきました。

翌朝の日曜日は、信じられないほど外は静か。
サント・マルト広場には清掃車が来たのでしょう、ごみは集められて広場はきれいに掃除され、滞在許可証非交付家族を支援する昼食会が、準備されていました。