パリ・プラージュ2008

暑かった。この日がたぶん今年一番の暑さ、予報で33度、でも、セーヌ河畔のパリプラージュのプールや日向では、もっと暑かったと思います。
7/21日〜8/21日まで、セーヌ沿いの普段は自動車専用道路を通行止めにして、砂を入れ、ビーチチェアを置いてパリの日差しを楽しむパリ・プラージュ。年々場所も広がり、アトラクションや施設も増えて、発展するばかりです。
まずは、パリ市庁舎前の『夏だけ庭園』から。これも、この夏休み期間中だけの特設庭園。水草や葦の向こうにノートルダムが見えるのがなんともシュール。
この日はあつかったので、河岸に下りてゆくとビキニ率も結構高し。もっともこれは誰かが作った砂の像。
パリプラージュでは、一緒に待ち合わせた子供たちは、まず霧のシャワーに大喜び。

プールは時間帯ごとに入れる子供の年齢層が決まっています。私たちは10歳以下・大人の付き添いつきという時間帯へ。大人もしっかり水着と水泳帽着用が義務付けられています。でも後は無料、1時間半毎の入れ替え制でした。なかなか広くて素敵なプール。


そして、プールを出た後は、大人はビール、子供はアイス!
芝生に広げられたパラソルの下で、至福のひと時。マヌーシュ・ジャズもバンドも入って、夏情緒たっぷりです。
いやいや、本当に楽しかった。
子供に気をとられていて、プール上がりに日焼け止めを付け直し忘れ、おかげでしっかり焼けましたけど。
パリ市長・ドラノエ・ファンの私ですが、さらに、パリ・プラージュファンにもなってしまいましたよ。まったく地方税の払い甲斐がある!と思えるイベントです。子供プールは無料でした。簡易トイレもたくさん設置され、カフェやビールスタンドとともに、フランス最高職人賞をとったアイスクリーム屋さんの屋台が出ていたり、出版社がプラージュ(=ビーチ)で読む本を貸し出す、臨時図書コーナーを作っていたり。
この数日前の曇りの日にもちょっと通ったのですが、そのときは気温も低かったためか人もまばら。寝椅子もハンモックもがらがらに空いていて、本を持ってきてじっくり読んだらいいなあ、という感じ。20日までに、絶対もう一度、来るぞ。