秋のイベント

「お菓子ボックス」というイベントを知っていますか?と言われて聞いたこと無いなあ、とサイト検索をしてみました。フランス政府観光局のサイトによると、《お菓子ボックスが開く日、お菓子の秘密が明らかになる?!》と言うなんともそそるタイトルのイベントですが、地方の工場はともかく、パリではそんなに大きな催しではないようです。(9月26〜28日、パリ12区ベルシーヴィラージュ内Place du vinで大きなビスケットボックスが開くらしい。)でも、ベルシー・ヴィラージュでお菓子を配ったりするので、その時間に近くに行けばトクするかも、と言うくらいでしょうか。(おやつが配られるのは毎日4時半)
それよりも、この土日のJournées Européennes du Patrimoine「ヨーロッパ・遺産の日」のほうがずっと大きなイベント。ヨーロッパ中の歴史ある建物で普段は役所などとして使われているところが年に一度一般公開をする日です。なぜか上記観光局のサイトには載っていないのですが、大統領府エリゼ宮から、国会、多くの官庁、アトリエや研究所などとても多くの普段入れない場所を訪れられるチャンスです。人気のエリゼ宮や国会は数時間も列を作って待たなければなりませんが、その価値のある体験です。何年か前、ちょうど母が来ていたので、2時間半ほど並んで国会を見ましたが、テレビで見る議場が以外に小さかったり、議員さん専用の図書館が素敵だったり、忘れられない思い出です。
めっきり涼しく秋めいてきたパリですが、この週末いい天気だといいな、どこを見に行こうかな、と今から楽しみにしています。今年の目玉は、パリ地下鉄公社RATP60周年で、地下鉄にまつわる特別なイベントがいろいろあるのだそうです。