友達自慢、曽根麻矢子

パリでお友達になった中で日本でも有名で、特に男性クラシックファンからうらやましがられているのが、麻矢子さんです。彼女がパリに住んでいる頃は、お互いまだ独身で、近所だったこともあってよく一緒にご飯を食べました。
去年・おととしと、彼女が南仏プロヴァンスのピアノ・ハープシコードフェスティバルのロックダンテロンに招待されたときには、家族ぐるみで一緒にバカンスも過ごしました。(最近その素晴らしい写真をいただいたので、それについては項を改めて書きます)
この9月に、パリでレコーディングのため、来仏。拙宅にもお泊り頂き、毎日おいしいワインでご飯を食べました。

外食が多くなりがちなので、おうちご飯のときは野菜中心で。このごろ自慢のアンチョビソースは、生野菜もたくさん食べられるし、ワインにも良く合います。
ソースは、1.きれいな紫にんにく4片くらいをたっぷりのオリーブオイルで煮る、ごく弱火で10分ほど。2.そこへ、瓶詰めアンチョビ1本(55g)、オレガノ、ケッパー大匙1強、好みで赤唐辛子少々を入れて、アンチョビがペースト状になるまで軽く煮る。3.熱いうちに陶器の容器に移してミキサーで滑らかなソースにする。

肝心の、彼女のレコーディングは、パリ・コンセルヴァトワールで、バッハ:ゴールドベルク変奏曲を、名器で奏でた、スゴイもの。どうです、楽しみでしょう。
彼女は来年1/28〜2/1のナントでのフォル・ジョルネにも
招待されているので、それも見に行くつもりです。

ちなみにラ・フォル・ジョルネ2009のテーマはバッハ、プログラムは12/15日からインターネットで発表され、チケットは2009/1/4日からインターネットで発売だそうです。
バッハだけではなく、コンサートで演奏されることの少ないバッハ以前の北ドイツの作曲家達、Praetorius, Schütz, Weckmann, Bernhard, Theile, Reincken, Buxtehude, Böhm, Bruhns, ou Froberger(日本語では、「プラエトリウス、シュッツ、ベックマン、ベルンハルト、テイル、ランケン、ブクステユッド、ボーム、ブラーンス、またフロベルジェ」と読むのでしょうか?)の作品も多く演奏され、19世紀以降今日のジャズやラップミュージックにまで影響を与えている『バッハ音楽』なるものの力と魅力をさぐる、ということです。