日仏修好150周年とか、無形の世界遺産指定とか、ありがたそうなイベントとして、ユネスコ人間国宝川村氏によるお能を見てきました。

さすが人間国宝、その表現力たるや...!たとえば重心の移動がどんな力を見せるのか、あまりにさらりと見せられてしまいますが、いやそれは大変なものです。

それも英語で説明しながら!

隅田川では、亡き子を懐かしむ母を演じられたのですが、面も衣装もつけずに、「では演じましょう」というかなり唐突なタイミングで演じ始められたのですが、思わず泣かされてしまいましたよ、本当にあなどれない人間国宝...。

特に初めてお能を見るオットには、とても感動的な一夜だったようです。