具合の悪いときに読む本

眼病で、目がしょぼしょぼしています。
ソフトコンタクトしようなので、時々サンリュウシュなどの目の感染病にかかるのは致し方ないのですが、今回はすぐに治療せずに自然治癒をまっていたら、どんどん耐えられない状態になってきたので、薬箱に入っていた間違った薬を点眼してしまったために、結局救急病院のに駆け込むことになってしまいました。
それがこの土曜日で、たいがいの眼科はもちろん休診なので、まあ病院の混んでいたこと。「なんかおかしい」と思ったところでオットを近所の薬屋に派遣して、正しい薬を買ってきてもらおうとしたのですが、薬剤師さんはそれほど遠くないところにある、眼科専門のロスチャイルド財団病院にすぐ行きなさいと言うばかり。間違って点した目薬はオットの眼圧検査用のもので、感染ではれた目をさらに腫れさせる作用のものだったのです。ちょっとの光もまぶしいし、どんどん痛くなってくる目を押さえながら、待たされること4時間弱。
痛さをこらえながら、ディック・フランシスを読みました。

烈風 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

烈風 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

このひとの小説って、主人公が痛めつけられながらも我慢して事態を打開してゆく、と言うのがほとんどで、これも例外ではないのですが、具合の悪いときに読んで、勇気付けられると言うか、余計暗い気持ちになると言うか...。
ともあれ、気を紛らわす良書があって幸い。
薬のおかげで痛みはほぼ取れましたが、まだ、赤目の、ビタミン入りジェルでベタベタしょぼしょぼです。1週間は直るのにかかりそう。もう2度と感染症を甘く見ないことにします。そして、薬箱に古い処方箋の薬を取っておきません、処方箋を読まずに薬を服用・点眼しません。反省反省。