ルバーブ&バナナ

マルシェの果物

朝ごはんをコーヒーとシリアルから、紅茶とパンに変えて、小一年たちます。
マルシェでは1年を通じて果物が安いので、パン食を始めるにあたり、ジャムも自分で作ることにしました。
春からは、苺。初夏にチェリーのジャムを作ったときは種取りが結構大変でした。スモモの類は、下ごしらえが簡単です。白糖と黄桃を混ぜたものも作ってみました。いずれの場合も、精白しきっていない茶色っぽい砂糖を控えめに使います。2キロの果物で、ジャム瓶3個半位出来ます。オットはこのジャムを山盛りトーストに乗せるので、これでも3週間たたないうちになくなってしまいます。
このところ、マルシェで色艶のいいルバーブが気になっていました。今日はルバーブでジャムを作ることにしますが、でもこの前ルバーブだけで作ったときにはかなり酸っぱくて、もうひとつ、と言う感じでした。前に、友人がくれたジャムに、ルバーブ&バナナと言うのがあって、これはかなり甘かったのですが、香りがよくなかなかおいしかったので、それにヒントを得て、ルバーブ&スモモ&バナナで行ってみようと思います。
日本語で検索してもルバーブ&バナナと言うジャムは見ませんでしたが、フランス語ではどっちゃリ出てくる。どうやら最近の流行りジャムのようです。
作り方は、ルバーブにその重量の70〜100%の砂糖をかけて数時間放置。水が出たところで、バナナの輪切りを足し、20分から好みで1時間煮詰める、というもの。
今日買ったルバーブは葉を取って正味400グラムくらい、そこに1キロのスモモを足して、砂糖を450グラム入れました。バナナは小2本。
〜1時間半放置してみました。〜
水が上がっているので、火にかけます。大体30分も煮たでしょうか、アクをとって、焦げないように混ぜながら、と。それぞれの果物が、まだ小さいかけらで残っているくらいで煮るのを止めました。
お味の方は、しっかり甘く、でも酸味もあって、何よりほんのちょっとしか入れてないのにバナナの香りが効いています。スモモがかなり甘かったので、これでルバーブとバナナだけだったらもっとすっきりした味になるかと思います。日本でも北のほうでよく栽培されているらしいですが、ルバーブ&バナナのジャム、ぜひお試しください。なんだか繊維がたくさん取れる感じですしね。

運河地区でもっともトレンディーなパン屋Du Pain et des Idéesの昔風なパンにのせたら、あ〜おいしい。あ、これでカテゴリーが決められた。
次は、このパン屋さんで前に買ったジャムをまねして、洋ナシにショウガとバニラで香りをつけたジャムを作ってみることにします。