Salon du Patrimoine

ルーヴルの展示会場で、文化遺産がテーマの展示会があったので見に行ってきました。

絵画の修復家や伝統的な職人技を今に伝えるアトリエなど、普段会えない多くのメチエが紹介されていて、とても面白かったです。
一つ目は、カーテンを作ったり、いすの布の張替えをする、職人さん(フランス語でTapissier)。芸術的にタックをとったカーテンの仕立て代は、1枚195ユーロだそうです。お安くは無いけれど、日本よりは安いかな?
ベルサイユのようなカーテンを作りたいお友達がいたら、連れて行ってあげようと思います。
http://www.atelierbernardcoeuru.com

もうひとつ、これは壁や天井に絵を描く人たちのアトリエ
http://www.attilalou.com/
すごいです。壁や天井にフラスコ画を描いてくれて、おうちがルーヴルになってしまいます。予算的に手が届くような気はしませんが、夢を見せてくれます。

そして、地方でがんばっている、若い日本人カップルにも出会いました。
http://www.idverre.net/okamoto/index.html
サイトもかっこいいですね。
パリの日本語新聞オヴニーでも紹介されていましたが、その記事では結構強面な感じでしたが、ご本人たちはとても面白い素敵な方たちでした。もちろん作品も!銀やいろんな色粉を混ぜた巨大な手吹きガラスをさらに磨きだして、太古から脈々と生きている不思議な樹を思わせるような作品は、本当に美しい。
ロワールワインの産地の近くにお住まい、「遊びに来てください」と仰っていただいたので、ぜひ一度よらせてもらおうと思います。