国道20号線

朝日・日経・読売の共同サイト「あらたにす」に『3紙「GW映画」座談会』という記事があり、08年3月の記事だったのですが面白く読みました。最近の新人監督の作品として、地元山梨で撮られた映画が紹介されてたのが目を引きました。

監督は、富田克也
上記座談会では、元文化庁今映画評論家の寺脇研氏が「夜はパチンコ、パチスロサラ金の看板だらけになる山梨県の国道20号線を舞台に、堕ちていく男女の話ですが、その堕ち方が尋常ではない。今の格差社会の中で地方がぼろぼろになっている現状を取り上げた新しい社会派の映画です。」と紹介しています。
「今の格差社会の中でぼろぼろになった地方」の象徴が、山梨・国道20号線なのでしょうか...。
むかし、「ゆきゆきて神軍」の中で、山梨でのシーンがあり、元上官宅へそれは過去の行状を奥崎謙三追求に行くと頃だったのですが、事なかれに終始する元上官や家族のその「事なかれさ」が、甲州弁なだけにものすごいリアリティを持って伝わってきた、という記憶があるのですが。(覚えてますか、猿゛虎゛氏?)
YouTubeには、すでに英語字幕の付いた予告編がありましたが、海外上映も予定されているのでしょうか。
山梨では上映されたのかしら?
興味津々、ぜひ見てみたいです。
パリの映画配給で働く友人達にも意見を聞いてみます。