Laurent Goldring 映像とダンス

テアトル・ド・ラ・ヴィルの今年のプログラムも後はこれとピナ・バウシュだけ。あんまり期待しないで行ったのですが、あたりでした。

(ビデオはカナダでのリハーサル)
舞台には男女二人のダンサー、舞台前の客席の左右両端位置に、コレオグラファーで絵も描くゴルドリングと作曲のハン・ロヴェが陣取って、たぶん音と照明とイラストレイターのようなものを使って描かれる絵は即興の要素も強い。
映像と音楽とダンスを、同時に舞台にアウトプットして、そのコラボレーションを楽しむ、ってありそうな発想だけど、よくできた舞台というのはものすごく少ない。たいがい、見ているほうが恥ずかしくなってしまうようなことになってしまう。でもまずこの舞台はダンサーの質がものすごく高いのと、舞台の進行と同時に絵を描くゴルドリングの、その絵が結構うまい。音楽もずーっと鳴っている割には単調に陥らず、いや本当に良かったのですよ。

Is you me création
direction artistique: Benoît Lachambre
une création de Benoît Lachambre,
Louise Lecavalier, Laurent Goldring
musique originale: Hahn Rowe
décors et lumières: Benoît Lachambre,
Louise Lecavalier, Laurent Goldring
costumes: Im Seonoc
projections: Laurent Goldring
lumières additionnelles: Philippe Dupeyroux
répétitrice: France Bruyère
avec Benoît Lachambre, Louise Lecavalier<<