2008-01-01から1年間の記事一覧

トマトで中華麺

おいしく食べてしまって写真もありませんが、おいしかったので、メモに残しておきます。 中華細麺をゆでて、トマトのざく切りにしょうゆ+黒酢+豆板醤+ごま油をかけ、ゆで卵を添えるのが、クロワッサンに出ていたウー・ウェンさんのレシピ。 ゆで卵を、夕…

Fur (邦題『毛皮のエロス/ダイアン・アーバス_幻想のポートレイト』

特殊な映画でした。毛皮のエロス~ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト~ [DVD]出版社/メーカー: ギャガ・コミュニケーションズ発売日: 2007/08/03メディア: DVD クリック: 63回この商品を含むブログ (45件) を見る この写真家の作品をまだ良く知らないので…

星新一

星新一 一〇〇一話をつくった人作者: 最相葉月出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/03メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 177回この商品を含むブログ (223件) を見る『絶対音感』の作者が書いた、誰もが知るショートショートの名手星新一の伝記。 星製薬…

空っぽのパリでラタトゥイユを作る

いや〜、見事にパリは空っぽです。パリ中心部のメイン通り、リヴォリやセバストポールもガラッガラ。 毎週行く土曜のマルシェも、スタンドの数は普段の1/4くらい。 頼みの綱は、野菜生産・直販をしているファブリスのスタンド。有機農法と歌っているわけで…

タンゴ・イン・パリ・プラージュ

15日が祝日でロング・ウィークエンド。どっちにしろバカンスで、本当に人がいません。 週末をぶらぶら楽しもうと、運河を少しさかのぼって19区のバッサン・ド・ラ・ヴィレットへ。今年からこちらの水辺にも、パリ・プラージュが拡大されたのをチェックし…

『時がにじむ朝』

時が滲む朝作者: 楊逸出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/07/10メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 34回この商品を含むブログ (81件) を見る東京から遊びに来たお友達が、芥川賞受賞作を持ってきてくれました。 天安門事件前夜から北京五輪前夜までの…

パリ・プラージュ2008

暑かった。この日がたぶん今年一番の暑さ、予報で33度、でも、セーヌ河畔のパリプラージュのプールや日向では、もっと暑かったと思います。 7/21日〜8/21日まで、セーヌ沿いの普段は自動車専用道路を通行止めにして、砂を入れ、ビーチチェアを置いてパ…

世界遺産・プロヴァンに行ってきました

友達がクルマを貸してくれたので、日帰り小旅行をしてきました。 行き先は、前から評判を聞いていた、パリから一番近い世界遺産、プロヴァンProvins。ベルシーから高速に乗ってパリの東方向へ、ユーロディズニーの手前で南へ折れて県道をまっすぐ、県道から…

図書館でこんな本を借りています

活字中毒には、外国暮らしはきついです。幸い、会員制日本語図書館が近所にあるので、もう10年来お世話になっています。今月から、10区にお引越しされて、ご近所さんになりました、本当にうれしいです。最近借りて読んだのはこんな本。アンのゆりかご 村岡花…

今年の花火はがっかり

ほぼ20年ぶりに、巴里祭の花火を打ち上げ場所近くで見ようと、エッフェル塔対岸のトロカデロにやってきました。「トロカデロ広場の真ん中の芝生のロータリーでピクニックが出来、真正面から花火が見える!去年やったんだから大丈夫」というのが提案した友人…

ピクニック

最近のパリでは、ドラノエ市長になってから車の通行量を減らして緑地が増えたからか、物価高で可処分所得が目減りして皆がまず外食をセーブするようになったからか、いい天気であれば気軽に友達どうしで集まるのに、「ピクニックしよう!」という機会が増え…

グルー解体

ある朝起きると、窓の外に見慣れない風景が。 これはお向かいの病院で新病棟建築に使われていたグルーgrue(鶴のこと)、ビルディングクレーンの解体作業でした。 前夜から道は完全通行止め、駐車禁止。解体を見ていると、ずいぶん大きくて重いものだったん…

運河沿いのブロカント

サンマルタン運河沿いのブロカントがこの日曜日にありました。数年前は、蚤の市という感じで、出展者は主にプロばかり、という感じだったのですが、今年は、規模も40%くらい拡大したからか、ご近所の方がガレージセールに出したり、もうちょっと出所の怪…

ケイト・ブランシェットにやられています

『アイム・ノット・ゼア』をDVDで見ました。何で劇場公開を見逃しちゃったんだろう? ボブ・ディランは知らないけれど、これは単純な伝記映画ではないらしいので、感動したところを語ってもいいらしい。それぞれのエピソードも良かったけれど、特に、詩人か…

My Bleuberry Nights

ウォン・カーウァイのマイ・ブルーベリー・ナイツを、劇場で見逃しちゃったのが、最近DVDになったので見ました。日本とは半年くらいの差があるようですね。 かわいい映画でした。最初、『恋する惑星』アメリカ版なのかな、と思ったのですがストーリーはそ…

ピナ・バウシュと今年のテアトル・ド・ラ・ヴィルで見たダンスのまとめ

今年も行ってきました、ピナ・バウシュ。今年の演目は新作で『Bamboo Blues』インドのカルカッタとケララに滞在して作られた作品。 「ソフトすぎる」「昔より詰まんない」という声も左右から聞こえましたが、圧倒的な量の布地(シフォン)、そして女性の長い…

フェット・ド・ラ・ミュージック 2008

毎年夏至の日に行われる音楽祭、フェット・ド・ラ・ミュージックが、今年は土曜日に。天気も良く暑いほどで、午後からはまるでパリ中の人が外に出て、音楽を楽しんだかのようでした。 私は、恒例のお友達バンドを見に、マレへ。 バンドといっても昼のセット…

大好きなラジオ番組がトツゼン終わってしまった!

前から好きで、ここ3ヶ月ほどは聞き逃してもダウンロードできるということがわかり、繰り返して聴いていたラジオ番組Ca se bouffe pas, ça se mangeが終わってしまった!取入れから、食卓まで、食に関する話題で、幅広いゲストと、建設的で批評精神にとんだ…

Laurent Goldring 映像とダンス

テアトル・ド・ラ・ヴィルの今年のプログラムも後はこれとピナ・バウシュだけ。あんまり期待しないで行ったのですが、あたりでした。 (ビデオはカナダでのリハーサル) 舞台には男女二人のダンサー、舞台前の客席の左右両端位置に、コレオグラファーで絵も…

建築家に出会うウィークエンド http://216.117.155.9/pageB.asp?T=intro&ST=introles Journées d'Architechtures à vivre

建築雑誌主催の、建築家と一般住宅を訪ねるイベントに行ってきました。 今年で8回目だそうですが、10日間ほどの期間中に、フランスとスイス全土の新築・リニューアルされた住居を設計した建築家に原地で細かい説明を聞ける、というすばらしいイベントでし…

子供たちのダンスを見たので

パリに住むアメリカ人&アルゼンチン人のカップルの長女8歳が、毎週習っているヒップ・ホップダンスの発表会に出る、というのでこの前の日曜の午後に見に行ってきました。 6〜7歳からティーンエイジャーまでの熱演はなかなかすばらしかったです。さすがフ…

セックス&ザ・シティを見てきたよ

本当は封切日に見に行きたかったSATC、封切後の5/30日に行ってきました。キャリーや4人のポスターがパリのそこここに貼られていたのを写真に撮らなきゃ、と思っているうちに日がたってしまうので、とりあえず覚えているうちに書いてしまいます。 私が見…

日曜の郊外線RERで気がついたこと。

昨日の日曜の午後は、郊外のお友達の家でバーベキュー。そう、彼らはパリから20分ほど郊外線に乗っていったところに庭付き1戸建てを買ったのです。 一番最近にできた郊外線のE線、うちからの最寄り駅は北駅と東駅の間のMagenta。この駅のわかりにくいこ…

Brocante ブロカントはご近所ガレージセール

6月はブロカントの季節。それぞれの地区で、不用品を持ち寄って日曜日の一日に道路で店開きします。うちの近所では、rue Marie et Louiseのが一番楽しい。というのは、運河沿いでの大ブロカントなどではプロのアンティック屋が半分以上を占めているのに対し…

船便小包を受け取りました

今日日本から船便小包を受け取りました。お母さん、ありがとう。 船便は、2〜3ヶ月かかるし、ぼろぼろになってつくこともあるよ、と友達から言われたりしていたので、一安心。投函が4月11日なので、2ヶ月はかからなかった、と。そして、小包の箱を見た…

今日こそSATCに行くぞ!

ルイーズ・ブルジョワ展に行ってきました。

久しぶりにポンピドーセンターへ。ルイーズ・ブルジョワ展が来週の月曜で終わってしまう、今夜が最後のノクチューンで夜遅くまで開いているよ、と友達が誘ってくれたので。 妻妾同居という特異な養育環境がトラウマになって…、とよく言われるLBですが、どの…

お隣さんパーティー

今年のFete des Voisinsは、残念ながら雨の中。 新しいアパートでは、このご近所さんもちよりパーティーをする習慣が無いらしい。まあ中庭は文字通りの猫の額だし、表の歩道でやろうにも今年はどうも雨模様のようだし、新参者の私たちが音頭をとっていいのか…

郊外のお友達の家にお昼を招かれたので、久しぶりにRERに乗りました。今度の水曜日からSATCが始まるのでそのポスターがパリのそこここに貼ってあるのもキャーですが、このポスターにも足を止められました。彼女はHafsia Herzi、前作『La Graine et le mulet…

引用『他人の言葉は意見発表』

やらなきゃいけないことがなかなか思うように進まない1日。 もやもやしながら、何年か前に読んで好きだった本を読み直す。 答えは、答えが何なのか知らないところから浮かび上がってくる。好奇心旺盛に、疑問をゆっくりあたためていくことで生まれてくる。そ…